つみたてNISAって何?NISAとの違いは?

こんにちは、ひろです。

この記事では、2018年1月から利用できるようになった「つみたてNISA」という制度について詳しくご紹介します!

初心者でも簡単に投資を始めることができる魅力的な制度ですよ!

つみたてNISAとは?

金融庁のホームページではこのように説明があります。

つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。

つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。

引用:金融庁HP

分かりやすく言うと、

  1. まとまった資金がなくても少額で投資を始められる
  2. しかも、金融庁が定めた基準をクリアした商品のみが対象となっている
  3. そして、非課税で投資ができる

といった感じでしょうか。

それでは、つみたてNISAの制度について具体的に説明していきますね!

対象商品はいくつあるの?

つみたてNISAの対象商品は2018年11月現在で162個となっています。

これは、日本の投資信託の商品(ファンド)の数が6000個以上あることから考えると、かなり絞られた数であることが分かるかと思います。

私のような初めて投資を始める人にとってはとってもありがたいですよね!!

利用可能な年齢は?

口座を開設する年の1月1日現在で、20歳以上であることが条件です。

口座はいくつ開設できるの?

口座は1人につき1口座のみ開設できます。

ただし、つみたてNISA口座とNISA(一般NISA)口座の両方を開設することはできません!どちらか一つを選ぶことになります!

制度の利用可能な期間は?

現在、2018年~2037年まで制度を利用することができます。つまり、積立期間は最長20年ということです。

なので、遅く始めれば始めるほど、積立期間が短くなります!

私も2018年10月からつみたてNISAを利用し始めたので、19年3ヵ月の積立期間となります。

非課税対象と非課税投資枠

引用:金融庁HP

通常、分配金(得られた収益を運用会社が決算ごとに投資家へ分配するお金)や譲渡益(値上がりしたあとに売却することで得る利益)は、課税対象となります。

その税率は、なんと20.315%!仮に10000円の譲渡益があったとすれば、約2000円が税金として差し引かれることに!

しかし、つみたてNISAはこの分配金と譲渡益が、積み立ててから20年間非課税なのです!

つみたてNISAは年間で最大40万円積み立てることが可能で、この年間40万円までが非課税の対象となります。

そして、最大で20年間積立可能なため、最大800万円が非課税となるんです!

ただし、年間40万円の非課税投資枠は、未使用分があっても翌年以降に繰り越すことはできませんのでご注意を!!

注意点を抑えておこう!

分配金の再投資と保有金融商品のスイッチング

分配金の再投資とスイッチング(保有している金融商品を売却して、別の金融商品を購入することで入れ替えること)については、再投資分も年間非課税投資枠の40万円に含まれます。

そのため、40万円の枠を使い切っていると、つみたてNISA口座内で再投資することができませんので注意が必要です!

口座間移動

つみたてNISA口座以外の口座で保有している金融商品を、つみたてNISA口座に移すことはできません。

これができてしまったら、非課税になるつみたてNISA口座にみんなが移してしまいますもんね(笑)

損益通算

保有している金融商品が値下がりした後に売却すると損失が出ます。

その損失を、他の口座で保有している金融商品の配当金や売却益と相殺することを「損益通算」と言います。

つみたてNISAでは、その損益通算を行うことはできません!

NISA(一般NISA)との違いは?

 つみたてNISAよりも前に制度が始まったNISA(一般NISA)との違いについて、表にまとめてみました!

違いとしては、

  • 制度の利用可能期間
  • 非課税期間
  • 非課税投資枠
  • ロールオーバーが可能かどうか

ということになります。

一般NISAのみ可能なロールオーバーとは?

ロールオーバーとは、「5年間の非課税期間が終了したあと、翌年の非課税投資枠に移す」ことを言います。

言葉だけだと分かりづらいですよね(笑)
図で見てみましょう!

引用:金融庁HP

 平成31年になったときに、この130万円について、もし課税口座に移すのであれば、その先運用を続けて得られる分配金や売却益について課税されることとなります。

また、課税口座に移さず売却すると、売却益については課税されずに130万円をそのまま手にすることができます。

では、ロールオーバーをするとどうなるのか。

ロールオーバーをすると、「平成31年の非課税投資枠を使用して、再度5年間非課税で運用することができる」のです!

ロールオーバーに上限金額はありませんので、120万円を超えていてもロールオーバー可能です。ただし、その場合、新規の投資はできません。

このロールオーバーを、つみたてNISAでは利用できないのでご注意を!

つみたてNISAはどんな人におすすめ?

つみたてNISAは、NISA(一般NISA)と比べて、年間の非課税投資枠は少ないですが、その分、非課税で長く運用することができます。

一般的に、株式投資は長期運用の方が安定的に資産が増えると言われています。

よって、

  • 1年に120万円も投資に回せないけれど、資産運用をしたい人
  • 短期ではなく長期で資産を形成したい人
  • 若年層~中年層(20年間という期間を味方にできる)

におすすめだと思います!

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つみたてNISAの制度についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

今や人生100年時代とも言われるようになり、自分でお金を増やす時代になったといっても過言ではないような気がしますよね?

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